影響を受けた作品と後への影響 : 北斗の拳の解説
影響を受けた作品
最終戦争後の世界の設定、登場人物のファッション、主人公ケンシロウの性格設定などは、映画『マッドマックス2』(1981年、オーストラリア)とその主人公マックス(メル・ギブソン)の多大な影響を受けていた。また、ケンシロウの容姿面では、初期においては松田優作とブルース・リーの影響が強く、ヌンチャクを操るシーンも何度かある。
特定の作品ではないが、原作者の武論尊が連載前に行なったカンボジア旅行で目撃した虐殺の後の荒廃した街の風景も本作の世界観に影響を与えたという。
人物の隆々とした筋肉の描写や過剰なほどの巨大化にはふくしま政美の聖マッスルが下地にあるとされる。
本編中ではSF的な要素は影を潜めているが、退廃的で暴力的な近未来社会を舞台にしているという事から、1980年代に流行したサイバーパンクの一翼を担った作品として数えられる事もある。
後への影響
『北斗の拳』の大ヒットを受けて、以後のコミックやB級アクション映画等に本作の亜流が雨後の竹の子のように出現した。筋肉隆々の主人公が超人的な格闘能力で悪党をバッタバッタとなぎ倒し、その後ボスを苦戦しつつ倒し大団円になるという基本的筋書きが共通している場合が多い。更に、その『北斗の拳』の大ヒットは掲載していた『週刊少年ジャンプ』の編集方針にも大きく影響し、『Dr.スランプ』などのギャグ漫画で名をはせた鳥山明の『ドラゴンボール』を当初は『Dr.スランプ』の流れを汲むギャグタッチの冒険活劇だったのを、『北斗の拳』を意識したギャグ色を廃したシリアスなバトルアクションに路線変更してしまうなど、『週刊少年ジャンプ』編集部ではポスト『北斗の拳』を目指すべく様々な展開を行っていくこととなる。この流れはいまだ健在であり「ジャンプで連載していたギャグマンガがいつのまにかバトルアクションになっていた」ということが現在でも多々ある。
『北斗の拳』の世界観から転じて、際立って治安が悪い場所(廃墟)に対する比喩的誇張表現として、特定の都市や地域(1990年代後半のソマリアや南アフリカ共和国のヨハネスブルグ等)が「リアル北斗の拳」「北斗の拳状態」と呼ばれることがしばしばある。
なお、原作者サイドとしては第1部完結の段階で連載終了の意向であったが、人気が非常に高かった為に編集部の引き止めにより第2部以降を制作する事に至った事を連載終了後に語っている。この手のエピソードは週刊少年ジャンプ関係作品で多々聞かれる話であり、この作品はその代表的なケースとして語られることも少なくない。
テレビアニメ「世紀末救世主伝説 北斗の拳」は上記のラオウとの決着までを全4部に構成したものであり、同「世紀末救世主伝説 北斗の拳2」は天帝、修羅の国編が主な内容となっている。
最終戦争後の世界の設定、登場人物のファッション、主人公ケンシロウの性格設定などは、映画『マッドマックス2』(1981年、オーストラリア)とその主人公マックス(メル・ギブソン)の多大な影響を受けていた。また、ケンシロウの容姿面では、初期においては松田優作とブルース・リーの影響が強く、ヌンチャクを操るシーンも何度かある。
特定の作品ではないが、原作者の武論尊が連載前に行なったカンボジア旅行で目撃した虐殺の後の荒廃した街の風景も本作の世界観に影響を与えたという。
人物の隆々とした筋肉の描写や過剰なほどの巨大化にはふくしま政美の聖マッスルが下地にあるとされる。
本編中ではSF的な要素は影を潜めているが、退廃的で暴力的な近未来社会を舞台にしているという事から、1980年代に流行したサイバーパンクの一翼を担った作品として数えられる事もある。
後への影響
『北斗の拳』の大ヒットを受けて、以後のコミックやB級アクション映画等に本作の亜流が雨後の竹の子のように出現した。筋肉隆々の主人公が超人的な格闘能力で悪党をバッタバッタとなぎ倒し、その後ボスを苦戦しつつ倒し大団円になるという基本的筋書きが共通している場合が多い。更に、その『北斗の拳』の大ヒットは掲載していた『週刊少年ジャンプ』の編集方針にも大きく影響し、『Dr.スランプ』などのギャグ漫画で名をはせた鳥山明の『ドラゴンボール』を当初は『Dr.スランプ』の流れを汲むギャグタッチの冒険活劇だったのを、『北斗の拳』を意識したギャグ色を廃したシリアスなバトルアクションに路線変更してしまうなど、『週刊少年ジャンプ』編集部ではポスト『北斗の拳』を目指すべく様々な展開を行っていくこととなる。この流れはいまだ健在であり「ジャンプで連載していたギャグマンガがいつのまにかバトルアクションになっていた」ということが現在でも多々ある。
『北斗の拳』の世界観から転じて、際立って治安が悪い場所(廃墟)に対する比喩的誇張表現として、特定の都市や地域(1990年代後半のソマリアや南アフリカ共和国のヨハネスブルグ等)が「リアル北斗の拳」「北斗の拳状態」と呼ばれることがしばしばある。
なお、原作者サイドとしては第1部完結の段階で連載終了の意向であったが、人気が非常に高かった為に編集部の引き止めにより第2部以降を制作する事に至った事を連載終了後に語っている。この手のエピソードは週刊少年ジャンプ関係作品で多々聞かれる話であり、この作品はその代表的なケースとして語られることも少なくない。
テレビアニメ「世紀末救世主伝説 北斗の拳」は上記のラオウとの決着までを全4部に構成したものであり、同「世紀末救世主伝説 北斗の拳2」は天帝、修羅の国編が主な内容となっている。
北斗の拳の解説