その他 : 北斗の拳の解説
断末魔の叫び
作中で敵が断末魔に上げる異様な悲鳴は『北斗の拳』の代名詞とも言える。特にハートが遺した断末魔の叫び「ひでぶ」は「あべし」「たわば」とともに『北斗の拳』の代表的な悲鳴である。これらはアニメでは多用されたが、原作では1回しか使用されていない。ちなみに「ひでぶ」の由来は「ひで=痛て(ハートの「いてぇよお?!」という台詞)」+体の破裂する音「ぶ」の合成であると作者の原哲夫が文庫版『北斗の拳』最終巻で解説している。それまでは、手書きのネームの段階では「ひでえ」だったものが、原哲夫が悪筆のために写植の段階で「ひでぶ」と誤植されたという説が有力であり、武論尊自身も信じていたようだ。
アニメ版においては、千葉繁などの所謂「やられ役」要員の番組レギュラー出演者らにより、アフレコ現場で様々な断末魔演技が開発され続け、声優の言葉遊びの中から生じた叫び声もあるほどである。さらに、物語が進むにつれて、とても断末魔とは思えない所までエスカレートした。以下に例を挙げる。
「うわぁ!かめぇ!」(わかめ)
「ひ、ひ、ひらめ!」(ひらめ)
「にら」「れば」「いため」(ニラレバ炒め)
「金が、無いほ?っ!」「おおお俺もだぁ?!」
「こぶちゃ」(昆布茶)
「れ、冷静な人、なんちゃって??!」
「がちょ???ん!」
「どすっ!」「けべっ!」(どすけべ)
「てんっ!」「じょう???っ!」(天井)
「あ!だ!も!す!て?!ぺいっ!!」
「げたっ!」(下駄)
「い、いもっ!」(イモ)
(股間を蹴られて)「たまんねーなー!!」
「おてがみかきますぅ?!」
また、千葉が「ちぃ?ぶわぁ?!」と自らの名前の断末魔を叫ぼうとしたがNGとなった一方で、渡部猛が演じた牙大王の断末魔「うわぁ?、た?、べ?!」は何故かOKが出たという話もある(しかし、渡部が他のキャラで、また自らの名前の断末魔を叫んだ時にはNGをくらっている)。
ちなみにケンシロウが北斗神拳を繰り出した時の決めセリフ「ほわたぁ?!」は、「終わった」をもじったものとアニメ版のケンシロウの声優、神谷明が各所で語っている。
本作のギャグ性
作品の一部がギャグとして捉えられることがあるが、これについて原哲夫は必然的に表現していると語り、また原作者の武論尊もスプラッタ描写をカラッと表現するように求めたと語っている事から、偶然に笑いの要素を含んでいるのではない。アニメ版の芦田豊雄監督も、ほぼ同様の意図で制作していたと言う。
事実、悪党達のあの手この手の悪事と、それに対するサディスティックなまでのケンシロウの拷問・制裁というパターンは、「絶妙のボケとツッコミ」の一種のギャグ漫画とも解釈出来る事が、評論家の夏目房之介、岡田斗司夫らによって指摘されている。
中でもアミバはその典型的なキャラクターとして一部のファンに熱狂的な支持を得る等、残虐さと情けなさを併せ持つ(2線級以下の)悪役の存在は、見方によっては今なお作品の独自性を際立たせている重要な要素とも言えよう。
作中で敵が断末魔に上げる異様な悲鳴は『北斗の拳』の代名詞とも言える。特にハートが遺した断末魔の叫び「ひでぶ」は「あべし」「たわば」とともに『北斗の拳』の代表的な悲鳴である。これらはアニメでは多用されたが、原作では1回しか使用されていない。ちなみに「ひでぶ」の由来は「ひで=痛て(ハートの「いてぇよお?!」という台詞)」+体の破裂する音「ぶ」の合成であると作者の原哲夫が文庫版『北斗の拳』最終巻で解説している。それまでは、手書きのネームの段階では「ひでえ」だったものが、原哲夫が悪筆のために写植の段階で「ひでぶ」と誤植されたという説が有力であり、武論尊自身も信じていたようだ。
アニメ版においては、千葉繁などの所謂「やられ役」要員の番組レギュラー出演者らにより、アフレコ現場で様々な断末魔演技が開発され続け、声優の言葉遊びの中から生じた叫び声もあるほどである。さらに、物語が進むにつれて、とても断末魔とは思えない所までエスカレートした。以下に例を挙げる。
「うわぁ!かめぇ!」(わかめ)
「ひ、ひ、ひらめ!」(ひらめ)
「にら」「れば」「いため」(ニラレバ炒め)
「金が、無いほ?っ!」「おおお俺もだぁ?!」
「こぶちゃ」(昆布茶)
「れ、冷静な人、なんちゃって??!」
「がちょ???ん!」
「どすっ!」「けべっ!」(どすけべ)
「てんっ!」「じょう???っ!」(天井)
「あ!だ!も!す!て?!ぺいっ!!」
「げたっ!」(下駄)
「い、いもっ!」(イモ)
(股間を蹴られて)「たまんねーなー!!」
「おてがみかきますぅ?!」
また、千葉が「ちぃ?ぶわぁ?!」と自らの名前の断末魔を叫ぼうとしたがNGとなった一方で、渡部猛が演じた牙大王の断末魔「うわぁ?、た?、べ?!」は何故かOKが出たという話もある(しかし、渡部が他のキャラで、また自らの名前の断末魔を叫んだ時にはNGをくらっている)。
ちなみにケンシロウが北斗神拳を繰り出した時の決めセリフ「ほわたぁ?!」は、「終わった」をもじったものとアニメ版のケンシロウの声優、神谷明が各所で語っている。
本作のギャグ性
作品の一部がギャグとして捉えられることがあるが、これについて原哲夫は必然的に表現していると語り、また原作者の武論尊もスプラッタ描写をカラッと表現するように求めたと語っている事から、偶然に笑いの要素を含んでいるのではない。アニメ版の芦田豊雄監督も、ほぼ同様の意図で制作していたと言う。
事実、悪党達のあの手この手の悪事と、それに対するサディスティックなまでのケンシロウの拷問・制裁というパターンは、「絶妙のボケとツッコミ」の一種のギャグ漫画とも解釈出来る事が、評論家の夏目房之介、岡田斗司夫らによって指摘されている。
中でもアミバはその典型的なキャラクターとして一部のファンに熱狂的な支持を得る等、残虐さと情けなさを併せ持つ(2線級以下の)悪役の存在は、見方によっては今なお作品の独自性を際立たせている重要な要素とも言えよう。
北斗の拳の解説