北斗の拳豆知識②

冒頭で、１９９ｘ年　地球は～とはじまる北斗の拳のストーリー。

作者は１９９９年を意識して作品を描いていたもよう。

当時、ノストラダムスの記した予言書に、１９９９年に人類が滅亡するといったような内容があるといった噂が広まっており、ちょっとした社会現象になっていた。

物語冒頭で、聖徳太子の描かれた１万円札が登場するため舞台は日本ということが推測されるが、その後のストーリーの中で、舞台が日本であるといった要素はどこにも登場しない。

北斗の拳はハリウッドで実写版もつくられている。タイトルは「Fist　of　the　North　star　北斗の拳」で、1995年4月22日に公開された。

ちなみにそのなかで、ケンシロウの愛する女性ユリアを演じたのが、日本人女優の鷲尾いさ子である。

北斗七星の脇にある小さな星を、作中では「死兆星」と呼び、見たものには死が訪れるという設定になっているが、実際にも歴史上にそういった伝説が残されている。

また、この星自体は実在しており、それをみた小学生やファンの間で話題になった。

舞台の設定、登場人物のファッション、性格など、映画「マッドマックス」に多大な影響を受けている。

マッドマックスはメル・ギブソン主演の映画で、荒廃した近未来を舞台に繰り広げられるバイオレンスムービー。メル・ギブソンの出世作でもある。

とにかく服装や髪型、背景など、まさに北斗の拳状態の内容なので、時間がある人は一度みてみるとおもしろい・・かもしれない。

北斗の拳は、芸能人やスポーツ選手など多くの著名人のファンが多いのも特徴の一つですが、女優の須藤理彩は、ラオウの最期の台詞である「わが生涯に一片の悔いなし！」を座右の銘としており、テレビでも紹介されていた。

ほかにも多くのファンがいて、「実は・・」といった隠れファンも多い。広く北斗の拳が浸透していたことが伺えます。

際立って治安が悪い場所や廃墟などが多い荒廃した風景に対して、「リアル北斗の拳」「北斗の拳状態」と呼ぶことがある。

実際の地域では、ソマリアや南アフリカ共和国のヨハネスブルグ等の都市や地域など。